電車の中

私のお仕事はシフト制でして、早番の日9時半〜と遅番の日11時〜、その真ん中の10時からっていう3種類なんです、基本。
今日は10時から。でも私は免許を持っていないため、家から駅までの交通手段がないわけで。(自転車とか無理。)そうすると親に送ってもらうしかなくてですね。
親も仕事してまして、送ってくれる時間が決まってるんです。
家を8時に出る。私の出勤は早番だろうと遅番だろうと変わらないのです。
早番の日はそれで特急に乗って行くとちょうどいい時間です。
遅番の日は少し遅い時間の急行に乗っていきます。それでも時間があまるので、時間までスタバとかでまったりしてます。
今日も朝早く送ってもらって、特急に間に合う時間に駅に着いちゃってる。でも私は焼く10分後の急行に乗る予定。
が、ホームに着くと見たことある顔…??誰だっけ。あれ、あの人?あらら?
じーーーっと見つめていると向こうも気づいた様子。私見てすごいびっくりしてんの。
「何でここにおる?!」
またまた中学時代の友達でした。成人式ぶりです。
スーツ姿に笑ってしまった。いや、かっこよかったけどね。
私の事情を説明したり。するともったいない〜としきりに言っていた。「中学時代はあんなに頭良かったのに…」だとさ。私もそこは否定しなかったけど笑。
私は今の生活を楽しんでるのになぁって思ったけど、それだけ彼が私に期待をしていたのでしょうなぁ。
ってことで、急行に乗って座って眠っていくはずが、その友達と一緒に特急に乗ってしまったため、立ちっぱなしだわ眠れないわめっちゃ早くつくわ。
でも楽しかった。久々に会えて、けっこう話せたし。彼女とも仲良くやっとるらしい。
えっとですね、あえて書いてませんけども、実はこの友達とほんの少しだけ付き合ったことがありました。高2の終わりくらい。2ヶ月?そんなもん。高校生の私には付き合ってはいるものの、実際付き合うということがよくわからなかったよ。
中1からの友達で、まぁ特別に仲がいいってわけじゃなくて。何人かつるんでたグループの中の一人。てか思い出すとそのときのグループって女の子私ともひとりくらいで、あと4,5人は男だった…なんておいしいんだ!私!!
あの時は楽しかったなぁ。その人たちくらいだったなぁ。私のことをバカとかあほとか言える人。
今日も話してて相変わらず変わらんねって言われた。あほって単語も出てきた。お前に言われたくないわぁと返そうかと思ったら自分で自己申告してきたので自粛しました。
中学卒業して、高校は別で、まだそこまで携帯も普及してないからね、連絡はとらんかったしとれんかった。
高1のお正月に年賀状が届いた。その友達。プリントごっこかなんかで全員に送ったと思われる印刷。その最後に鉛筆で携帯番号とTELせよ!って文字があった。
中学ん時に年賀状なんてもらったこと一度もなくて、びっくりして嬉しくて電話した。それからたまに電話したりメールしたりしたなぁ。
お互いの恋愛相談をしてました。もっぱら私は受けるほうだった。
ほら、中学んときはしっかりモノっていう自意識もあったしそう思われてたからその延長で、こう姉のような立場でへこんでる彼を励ましたりしてたなぁ。
高2の2月半ば、高校の推薦入試のために学校が休みだったんだよね。
その人も私もけっこうミスチルが好きで、私がCDを借りにいくことになって。
結果だけ話すと、CD借りに行ったらその日の帰りには私はその人の彼女だったんだな。
告白されたってわけです。わぉ!いつから好きだったのか知らんし、まったく!!想像もしてなかったから、本当にびっくりした。でも私も好きだし、断る理由もないし、うまくできそうな気がしたから付き合うことにした。
でも、私には友達としての好きって気持ちが強くあって、どうしても恋愛ってふうに切り替えられなかった。恥ずかしかった。今まで友達として付き合ってきたときは、そんなに女の私を見せてないわけですよ。友達だから。女の私で彼と付き合うってことがすごい難しかった。あと、学校が違うし家も近くはないし、しかも私はその時平日は部活、週末はバイトと会う時間がまったくなかったんですな!向こうは文句言ってくる。でも私はそんなに会いたいとは思わないのね。約束してもめんどくてドタキャンしたり。(ひどぃ)
そんなことしてるうちに、付き合うって何?!って思ったし、私彼のことそんなに好きじゃないのかも…って思うようになってしまって。
友達でいたほうがよかったって思った。
私の大好きなドラマ『カバチタレ!』で深津絵里演じる栄田千春は告白してきた同僚の金田にこんなようなことを言ってた。
恋愛って始まりがあるじゃない。だから終わりもある。私はあなたとそんな風になりたくない。だから友達でいましょう〜…っていうような意味の台詞があったんですよ〜〜思い出せなくてとっても中途半端。あぁ。
この台詞聞いたときなるほどね〜とうなずいた私。恋愛は終わっちゃったら何の関係もなくなるかもしれない。でも友情はずっと続いていく。ならそっちのほうがいいんじゃないか…
ということで2ヶ月ほどしてお友達に逆戻り。
たま〜〜〜に連絡を取ったりする友達です。いつしか彼には彼女ができて、私に「運命だと思う」とノロケを聞かせてくれました。そのときゃ内心言ってくれたなこのやろうって思ったけど、まぁ彼が幸せならいいかなぁと。
まだその彼女と仲良くやっているらしくて、本当に運命の相手だったのかなぁとも思いました。
ふぅ。過去のことを思い出してたら懐かしくなってつい長くなってしまった。
私が本音を話せる数少ない男友達のひとりなので、これからも途切れることなくやっていけたらなぁと思います。
今日は行きの電車だけでなく、帰りの電車でも友達に再会★
といってもその子は高校の部活の友達で、同じ市内に住んでるから3ヶ月に一回くらいは会ってるんじゃないかな。お正月も会ったし。
いろんな話をしながら終始爆笑。まわりの乗客は迷惑だっただろうなぁ。
その子も就活をしてるらしいんだけど、社会に適合できない気がする…と本気で悩んでいた。
明後日、私の働いてるとこに来てくれるかもしんないから楽しみだな!
人に会うと楽しいなぁということを今日思った。
毎日家族と仕事先の人くらいしか話す人いないから、さみしいのよね。
こうやって久々に友達に会って会話するのは嬉しい。最近再会できた友達が皆私が心を開いている人ばかりってことにちょっと奇跡を感じる。いや、偶然だけどさ。
電車に乗るのがちょっと楽しみになる。今日は誰かと会えるかな…って。
さてさて、明日も朝早いぞ!もう寝なきゃ!!
明日は誰かと会えるかな〜また好きな友達と会えたらいいな〜〜