なぜ私は中学生

今日はひとつだけ覚えている。
ちょっと長編。起きたときの後味、ちょっと爽快だけど、凹む。
私は中学生。
覚えている最初はみんなで共同のお風呂に入るというものだ。
学校の施設にあるみたい。温泉みたいなでっか〜〜ぃお風呂。銭湯みたいな感じ。
荷物を置くんだけど、財布どうしようかなぁって思って。
友達に聞いたら部屋の金庫においてきたよって。私にはそんな暇はない。
そういえばお風呂の中に金庫があった気がする。
先にお風呂から出ていた友達を見つけたのでそこに駆け寄る。
中にも金庫あったよとラッキーなお返事。で、私もお風呂へ。
すると財布がない。あれ?!財布がないぞ。どこにやったんだ??さっき友達に聞いたときにそこにおいてきたのかな…と思っていると、男子風呂のほうからこの財布落とした?っていう財布がやってくる。私のではない。
それでなぜかそのまま友達と二人で男子風呂の方に行った。
このへん記憶があいまいでよくわからない…
ただ強烈に覚えているのは、中学のときのソフト部のメンバーが多数出ていておもしろかった。そんでそのときのキャプテンがめっちゃおもしろくて、かわいいんだけど、けっこうふくよかだったの。でもそれを自分でネタにして笑っちゃうようなすごいいい子。その子がばば〜んと脱いで、タオル一枚でお風呂に行ったのね。まぁそれは普通なんだけど、なぜか!私の横に初恋の男の子がいるわけ。で、「えぇ〜〜!!見えちゃうって!!」と驚いてるのです。
そういう私もその男の子の前でお風呂に行くため脱衣を始めました。
ちゃんと見えないようにね…。
すごい印象に残ってる場面です。
ここで記憶がとんで、私は体育館みたいなとこに向かってる。
少し先にお母さんが見えて、一緒に入る。目的はフットサルの試合を見に行くため。
だけど入ったらもう終わってて、親御さんは前のほうで並んでくださーいとか言ってる。
やっべ、全体集会が始まる…一気に沈む。来なけりゃよかった。
そんで私もクラスの列の後ろに並ぶ。背が高いほうだったから一番後ろにいく。
で、私は違うことをぼんやり考えていた。おもしろいことにそれはちょっと現実の私が抱えている問題であって。
そしたら、中学のときのいちっばんむかつく、というかもう恨んでいる先生がやはりその場をしきってて、私の前に座ってるしんいちくんを指して立たせていた。
で、それで見世物になってる感じ。私はそんなことにも気がつかず、したら次に指されたのがなんと私!えぇ!!すごいびっくり!!何??何すればいいの??
横にいる友達に聞いても自己紹介をしろだの、駄洒落をいうだの、わけわかんない。
しんいちくんがどんなことを言ったのか聞いておけばよかった!質問の内容がわからないのだぁ〜〜〜
でもそこで私は中学時代にその先生に人生を変えられたと思っているので、その先生と真っ向勝負を始めようと思った。開き直ったのだ。あのときはいいなりになるしかなかった。いや、いいなりになっていることにも気がつかなかった。ある意味洗脳されてたから。でも今はちがーーーう!!それを見せ付けてやるぜ!!!
「わかりません!!!」「違うことを考えていました〜!」と大声でふてくされ気味に言ってやった。
中学時代、扱いのたやすい優等生だった私だろうから、周りの皆も先生ですら驚いている様子。
それで私が生徒に少し火をつけてしまったようで、そのあと先生対生徒みたいな険悪な感じになった。私は怒られた。
私はふん、ざまあみろみたいな感じで勝手に座った。
でも、そんなことして大丈夫?みたいな友達の視線も感じて居心地が悪かった。
ただ、前のほうにいるお母さんに申し訳ないと思った。娘のこんな姿を見せて…
そんですったもんだがあって、教室に帰ることに。
私は2年一組で。ソフト部のキャプテンのけいちゃんが私を気遣ってめっちゃ笑わせながらついてきてくれた。違うクラスなのに。教室に入ると少し空気が冷たくて、私は異端者かなぁ・・・とせつなくなった。
誰かが、さっきはかっこよかったよ、と話しかけてきた。
私はそれに鼻で笑って、かっこいいことなんかないよ、逆らったんだもん。と返した。
すると、怒られたせいで私は昼食を食べられなかったようでそのむかつく先生が私にごはんをくれるという。向こうはまだ怒っているけど、そういう思いやりは忘れない!というような自分に酔っている様に見えた。
先生「アルバム持ってこいって言っただろ」
私「え??」
先生「俺がひとことかいてやるからもってこいって言ったじゃないか」
私「あ〜〜〜!すっかり!!!忘れてました!」てかいらねー!!
そんな会話をした。
そこで私はその先生に謝った。
私「まえだ先生、さっきはすいませんでした。ちょっと…あって。(今悩んでるんですという表情で)今度持って行く時にまた話すので聞いてください。(先生にしか相談できないですと訴える感じ)」
そいつの機嫌が直り、私を心配する教師の目にかわるのが手に取るようにわかった。
私はものすごく気分がよかった。昔はずっと支配される側だった。でも今は私が大人になることでこいつを支配できている。なんて気持ちいいんだ!
…そんなところで目が覚めました。
私は初恋の人が出てきたのが嬉しかった。
あとむかつく先生が出てきたのは腹がたった。でもそいつをやりこめたり、手のひらで転がせたりして爽快だった。
でも怒られるのは嫌いだから、その怒られた感じがすごい凹んだ。
さて、これでよし。
支度して学園祭に行こうかな〜